えーと。昨日見てきた。
タイトルがジェーンオースティンの読書会って
いうので、オースティン好きな自分には興味があったんだ。
物語は本当に普通の仕事をしてそれぞれ生きている女性っていうのかな。
読書会を通じて、それぞれの生活にオースティン的な要素を絡めつつ、
最後はオースティンをまねたようなハッピーエンドで終わります。
最初から最後までオ−スティンの描く世界のように
時にはウイットに富んだ会話、そしてどの時代でも、変わらない
普通の生活をしていく上での、いろいろとめんどうくさいこと、
そんな中でも日々懸命に生きてる女の人を描いているみたいなね。
読書会ってのは、最近、USで流行ってるのかな?
固定されたメンバーで会を作って、同じ本を読み、
お互いの家に言って、お酒やおつまみを持ち寄って食べつつ、本について
感想を言い合ったりするという、まあ、どこの世界にいても
普通に生活してる女の人が好きそうな会。
そうやって、なんだかんだといいながら、おいしいものを食べつつ
お酒を飲みつつおしゃべりするのが女の子はみんな大好きなハズ。
まあ、それがドラマだったり、一緒にDVDを見るというのであれば
ココ日本にいても、そんなことをやってる女の子達、いっぱいいるよね。
女の子、女の人なら、誰でも必ず共感できる。
そんな会が流行ってるみたいだよ。
で、お友達が凹んでたりしてたら、周りのみんなが読書会をして
励ましあおうということになって。
オースティンの6作品の為にメンバー集めを始めます。
もちろん映画なので、たまたまそのメンバーの一人の女の人を好きになった
男性が一人混じるとそんなこともあり、ストーリーが始まります。
まあ、その中に入った男の人の話も、面白くてクスク笑った。
男の人的な見方をした感想を言うと
で、えー?!なにソレ?おかしいんじゃない?的な女の人の呆れた
反応もクスっと笑ったり。
オースティン好きな故に、思いいれも深い人もいて。
みんなが語るオースティンの登場人物にも、時々クスっと笑ったり。
最後はメンバーのダンナ様達もオースティンが好きになって引き込まれていったり。
で、いかにもらしい、ハッピーエンドになります。
大事件が起こる訳でもないし、回りの生活、ココ日本でも同じような
ただの日常生活が描かれてるので、安心してゆったりと見れます。
これはオースティンの作品読んでる人なら感覚的にわかると思うけど。
逆にこれがつまらない人にはもの足りないと思うけどね。
まあ、この映画を批評してる人に言わせると
この映画に出てる人達は割りと裕福な人達だと言っているけど。
貧困とか、そんなものには無縁だと。結局は幸せな人達なんだろうと。
でも、そんな社会的な大それたテーマを描いたり、
エンターテイメント、アクションとか、そんな類でもなく
それにこの映画の1番描きたかったことではないし、
そういうのは別に存在してるのだから、
そっちにおまかせしていればいいのであると思うんだよね。
オースティンを知らない人も
オースティンの作品を全部読んでない人も
もちろん、全作品読んでるオースティンファンも楽しめるよ。
来月、LaLaTVにてオースティンのBBCドラマも見れるので、
オースティンづいている自分であります。
さあーて。何年かぶりにオースティンの本、読もうっと。