見てきた。
自分はケイトブランシェット好きなんですよ。
トムは日記でケイトに文句言ってたけどさ。
ケイトの出てたオスカーとルシンダ、シャーロットグレイなんかが好きでね。
まあ、前のエリザベスも見てるんだけど、
今回もケイトはすごく良かった。
前回は可憐な女の子から次第に女王としての
風格と覚悟を決めていく、そんな姿を見事に演じてたけど、
今回も女王としての宿命、業の深さみたいなのと
そして、前回のロバートダドリーで失望してた訳だけども、再び
一人の女性として恋もしたいっていう、そんな秘めた女心も
見事に演じてたな〜と。
クライブオーウェンのローリーに惹かれるのも、
自分の見知らぬ世界で自由にやっている、そんなワクワクした気持ちからってのも、うまかった。
で、自分のお付きの女の子とローリーを踊らせながら、自分の若い頃を思い出すっていうのもね。
その時は前作の映像が使われててね。そういえば、ロバートダドリーと踊ってたな〜って
思い出しながら見てた。
結局、女の子とローリーがくっついちゃうんだけどね。
でも、そんな予感もあったのかしら?なーんて、今書きながら思ったり。
それと、かつらを外すとベリーショートになって、その時のエリザベスの
疲れきった表情なんかが、うまく出てたな〜。やっぱりケイト好きです。
あまりアルマダ海戦に関して、っていうかそこまで歴史知らないのだが。
なんか、だから史実とはチョト違うんだろうけども、
スペインのイギリスへの侵略と宗教絡みの陰謀と罠、アルマダ海戦・・・。
そういった出来事をエリザベスの女王の光と影をより際立たせる為に
うまいこと結びつけてるっていうカンジかな。
勝てるかどうか、わからない戦争に勝ってしまって、スペインの無敵艦隊が
燃えてるのが見える丘に立った姿。
あのほっそりとしたケイトの背中にいろいろな深いことが
見えるようだったな、うん。
もう一人女王のメアリ−の方ももう少し対比的にしてくれると
面白かった気がするけど。時間が足りないだろうけどさ〜
サマンサモートンがわざわざやった訳だからさ。
一応スペインの侵略の策略に犠牲となった訳だから、もう少し
丁寧にやって欲しかったな〜と。
あ、ちなみに前のエリザベスは見てなくても十分楽しめるよ。
衣装もそれはそれは豪華絢爛。凄いです。
それを着こなすケイトも素晴らしいと。うん。
最後に。ローリー役のクライブオーウェンがルー大柴に見えて
しょうがなかった。。。ワハハハハー。
ゴスフォードパークはカッコよかったのにな〜。
どうしちゃったんだろー。
やぶからスティック。多摩リヴァーが似合うよ。ウハハハ