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評価:
Tom McRae
Cooking Vinyl
¥ 2,262
(2010-02-22)
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トムブログから。
今度の新作にサイモンアーミテージが文を寄せてくれたらしいです。
とにかく、自分自身でも何回でも内容を確認したいので、
チャレンジしてみたんですよ。
すんごく難しいし、間違いがあるはずなのでもし良ければ、教えて下さい。
超意訳でございます。。。
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僕のプレスリリースのためのみんなの賢くて面白くて、批判的かつ思慮深いそして、
いくつかはとりとめのないアドバイスをもらった後に、みんなと
詩人のサイモンアーミテージが新作について書いたものを分かち合おうと思ったんだ。
ちょっと公平ではないってわかってるけど、まだみんなはアルバムを聞いてないから特別にね。
けれど、近いうちにタダでダウンロードできるだろうし。
だけど、僕がそうだったようにみんなも喜んでくれるだろうと思う。
だってサイモンは僕のヒーローだからさ。
僕の家族に見せるために僕に与えられたものがあるし、
家族はまだ僕がロバの保護区域とかそんなかんじのものの為に
働いてると思ってるし、40歳の僕が今すぐ、本物の仕事を
持つべきだという意見もあるしね。
僕は特に最初の文に同意してるんだ。
彼は僕の事を完璧にそして素晴らしく簡潔に文としてまとめていると思う。
Alphabet of Harricanes by Simon Armitage
トムマクレーはスマートなヤツだ。
彼の新作「The Alphabet of Hurricanes」のジャケットで彼は小奇麗なジャケットと
ベストを着ていることについて語ってるのではない。
こざっぱりした彼は曇った空にヨレヨレになった赤い傘、
まるで風でボロボロになったけしの花のような傘を
大嵐に近づこうとして突き刺してるように見える。
私は彼の作るレコードについて語ってるのではなく、
ポップミュージックのある世界で悪びれないインテリジェンスが
テレビのスケジュールと明るいエンターテイメント業界へ
そのインテリジェンスの魂を賭けようとしてきていることだ。
4枚のアルバムと彼の10年間の内のベストな時期は彼自身の星の元に続き、
彼自身の方法で行い、ごく初期から確立されている信念は真実となり、
彼の独特な持ち味のソングライティングは忠実であり続けている。
彼は言葉を信じている、それは単なる単語としてでない、
そして、彼は曲の中に時々現れる静寂を信じているーその静寂とは韻の狭間、
または声の調子の挾間から拡大する空白というものであり、
我々のイマジネーションを注ぎ込めるものである。
確かに多くの試金石はある、ニックケイブ、トムウェイツ、ディラン、
ボニープリンスビリー、ヴィックチェスナット・・・だけど彼らのは辿り着いた、
というよりもむしろ辺鄙な場所というカンジであるが、
マクレーがそれらと分かち合っているものは
いわゆる芸術の形としての歌のアイディアとしていることだ。
事実、彼が腐心していることにに関する限り「船」は
より適切な言葉としてあるかもしれない。
:我々が浮かばせ航海するための船のような類の曲のことである。
そして、船はもっと大きい船を組み立てるのに必要であった。
そして、5枚目のアルバムである。
何がAlphabet of Hurricanesだろうか?
ううむ、それは海上気象予報の記憶であり、精神気象学の表現集であり、
ハートの形をしたロゼッタストーンである。
もしどんな音なのだろうか、想像できるなら、、、
では、始まりのStill Love Youは掻き鳴らされたウクレレと声が間引きされている。
まるでピンホールカメラを通して聞こえるような曲だ。
次のA is For...はへび使いのようなクネクネとして、側面に吹く風、
最初の音が詰まったクラリネットのような曲。
Won’t Lieはかかとに風に吹かれて転がっていた草を付けているロバに乗り、ゆっくりと
ソンブレロ(南米のカウボーイが被る麦わら山高帽子)の下から
見えるような街(西部劇のような)へとやって来るような、
そして西部劇にあるような酒場の奥のバンドの横に座っているような、
バーにいる全ての人がケンカや酒を飲むのを止めて好きなことをし始めたり、
音楽を聞き始めたり、歌い出したりワルツを踊り出しているような曲。
Summer of John Wayneは暗いピアノのマイナーコードで、
暖炉の飾り棚のモノクロの写真の白と黒がゆっくりと重なりあっていくような、それか、
時が刻まれている古い映画フィルムのテープの終わりのような感覚をもたらす。
そしてゴスペルの輪舞のTold My Troubles To The Riverへ。
次の夕焼けの光のようなAmerican Spiritへ。
太陽の姿を半分にする海として知られている世界の端から歌われた歌で
マクレーの遭難した声が水の表面で壊れる。
次のダブルトラックのPleaseはつま先でリズムを取ることから、
ひざ上まで血が駆けめぐっていくように踏み鳴らされた音へ、
そして、開放への願いへと発展している。
シンガーはそうしていることを間違いなく我々が知る時、
もはや何も気にしていないということを我々に知らせている。
次のOut Of The Wallsは皆が眠りについている間ピアノの側にいるような曲で、
狂気はドアのふもとにあり、窓から月明かりが見え、
そしてワイヤーを通して鳴り響いていき、閉められた蓋を開ける鍵を探すような、
そして光は消え、部屋が空っぽになるような曲である。
次のフィンガースナップとハンドクラップで始まるMe and Stetsonは
再び我々を活気付かせる。背後で蚊がブンブンと音を出してるようなギターのライン、
帽子を吹き飛ばすようなホーンセクション、
メガホンが閉じ込められたトランクと救急車が着く前の辞書の辺りで
ジャンピングしているような声で。
次のBest Winterはシンプルで美しく簡潔でキビキビとして 誠実で奥深く、
個人的な出来事を公に申告することのような普遍的な関心事の特別な試験のようである。
Fifteen Miles Downriverのストーリー展開が解明されていくような状態が
蛇皮のブレスレットの不安定な留め具ともに始まり、辺鄙で中途半端などこか、
海の真ん中辺りで終わるような、ちょっと素敵な漂流で、だけど、
片方の目には大地への希望をたずさえているような。
私が長年聞いてきた中でもベストな詞の一つのコースを構想している。
現存するベストなソングライターの一人による幽霊のような曲たちがある。
世界はトムマクレーをもっと必要としているし、欠けてるからこそ
ここにあるのだ。
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スゲー!!!
ちょっと読んでて涙が出た。
嬉し過ぎて感動しまくりであります。。。。・゚・(ノД`)・゚・。
で、仕事が忙しいので、いまのところ、これが限界。
もう少ししたら、続きができるかなぁ。。。
トムブログ「McRaetheism」は
コチラ
サイモンの文からすると、これがジャケになりそうだけど。。。
目がすごく疲れたっす。。。もう寝ます。
追記
最後は、ほんとーにいい加減になってしまった・・・大汗
偉大な詩人の言葉遊びというか、独特な言葉使いと感覚的な言葉使い過ぎ。。。
スゲー頭がガンガンします。。。
非常に見苦しい文で申し訳ないです。。。
11曲かな?多分。
(また、後で見直します。。。)